Books & cafe Wonderland

絵本・児童書専門販売店、京都府向日市のJR向日町駅前のカフェ。|Books & Cafe Wonderland

 

 

レインフォレストアライアンス認証

 

子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

 

ミンナソラノシタ

 

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オーナーのひとりごと

 

オーナーのひとりごと...思いつくまま

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**** 「ありがたいこと」 blogより加筆・訂正 ****

先日、店でうれしいことがありました。

朝一番のお客様は、白い巡礼姿の男性。

西国三十三箇所めぐりで
これから善峯寺を経て、亀岡の穴太寺まで徒歩で向かうとのこと。
コーヒーを召し上がりながらいろんなお話をして、
「お気をつけて…」と見送ると
店に向かい合掌して、何事かお祈りしていってくれました。
ありがたいことです。
幸い、昨日の雨は上がりましたが、どうかご無事で…

そして、その日最後のお客様は絵本を買ってくださった男性。
横浜から所用できたが、ネットで調べて
「京都に行ったら 絶対Wonderlandに行こう!!」って決めていたそう。
去年も来てくださったらしいが、「ここはやっぱりいいなぁ…」と。

ありがたいお言葉。

遠くからわざわざ、ありがとうございました。


こんな小さい店でも、まもなく満13年を迎えよう…となるといろんな出会いがある。

日課のように来てくださったご老人は
お二人、他界されました。

出勤前にモーニングセットを召し上がる常連さんたちも
定年や転勤でお顔をみなくなる。

バイトのスタッフも、結婚したり、就職したり…
ここでの経験が生きてると聞かされ、うれしく思ったことも…。


みんなにとって、ここはひとつの通過点。

でもワタシはここでみなさんを待っている。

小さな出会いと別れの積み重ね。

そうして、来年もまた…。

今年一年、ありがとうございました。
29日から1/6までお休みをいただきます。

来年もよろしくお願いします。
みなさんにとってより良い年になりますよう…

あ、もひとつ自慢話のおまけ(笑)
立て続けに「ここのコーヒーおいしいなぁ!」とのお言葉。
UCCのコーヒーですから、どこも同じじゃないかな?と
思ったのですが、それが『Wonderland』のエッセンスってことでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

**** 「編集長」に聞く その2 ****

みんなうんち

 

先日、福音館書店主催のセミナーに行ってきました。

第1部は作家さとうわきこさんの講演。(一つ前のコラム参照)
第2部が月刊誌編集部長 森達夫氏の「子どもの目 かがくの芽」。

長年「かがくのとも」の編集に携わってきた方。
たくさんの本を紹介してくれました。
例えば…
生態観察で『たんぽぽ』『しっぽのはたらき』
社会科学で『ペレのあたらしいようふく』『しずくのぼうけん』
『はなをくんくん』『わたしとあそんで』『にじ』『ふゆめがっしょうだん』
などなど…
編集者ならではの裏話を語ってくれました。

なかでも傑作だったのは…
『みんなうんち』今や不動の人気を誇る五味太郎の作。
デザイナーだった彼の、最初の絵本です。
ハードカバーは1977年の出版だけれど、原稿が持ち込まれたのは2~3年以上前。
その当時は、「絵本は正しく、美しいもの」というような読者の意識だったので、クレームを恐れた編集部は「~うんちはねぇ~」とこの原稿、デスクの上にほったらかしていたらしい(笑)

月刊誌は4月号からの新年度に合わせて、作者や出版物をあらかじめ決めてあるわけだが、ある時原稿が締め切りに間に合わず、ふとみるとそこに「うんち」が!

編集部は悩みます、う~ん出すべきか出さざるべきか…うんちじゃなく「うんち」です。
しかし定期の月刊誌に穴をあける訳にも行かず…。

で恐る恐る出したところ、これが子どもたちに大受け!

これは単なる下ネタじゃなく科学として「いきものは たべるから みんな うんちをするんだね」という生き物の定義・大切なことを端的に表現した本だったのです。

アメリカで刊行されるとベスト5入り!
すでに30年、ロングセラーですね。
当時の赤ちゃんがりっぱな成人になってるんですからスゴイです。

さらにサンタクロースに疑問を持ち始めた子どもたちに贈る『サンタクロースってほんとにいるの?』(てるおかいつこ文・杉浦範茂絵)。
『サンタクロースの部屋』(松岡享子・こぐま社)。
「サンタを信じる心」の本質に迫ります。

かがく絵本を愛するおじさまのあっという間の1時間半。
まだまだ聞きたいと思わせる名残惜しい貴重なひとときでした。

そうそう、もひとつオマケ!
福音館編集部にはでっかい金庫があるそうだ。
ものすごく儲かってるらしい!…じゃなくて原画を大切に保管しているのですって(笑)

 

**** ばばばあちゃん ****

そりあそび

 

「なつかし~!」という声が聞こえそう…

『ばばばあちゃん』や『せんたくかあちゃん』などでお馴染みのさとうわきこさんの講演を聴いてきました。

『よもぎだんご』とか『サンドイッチつくろう』、『おもちつき』、『あめふり』、『おつかい』などお話を楽しみながら科学的なことにも自然と興味をもてるような絵本がたくさん。

子どもの頃、都会から武蔵野へ引っ越したさとうさんは
その自然の中からたくさんのものを吸収し、物語絵本でありながら自然科学も描ける作家になったそう。
なるほどね!

今でも次々と作品を生み出しつつ、主催する長野の「小さな絵本美術館」で子どもたちを集めていろんな体験をする…ということもなさっているそうです。

お元気なさとうさん、ご本人がばばばあちゃんみたいでした!(笑)

 

**** 「編集長」に聞く ****

アンジュール

 

BL出版の編集部長・落合直也氏の講演を聞く機会があった。

京都嵯峨芸術大学附属図書館の主催で、
『絵本との出会い』~絵本作家を目指すたまごたちへ~
というもの。

彼は、『アンジュール』という絵本を日本に紹介してくれた。
この本は、ベルギーの作家ガブリエル・バンサンの
文字無し、デッサンのみで描かれた一匹の犬の物語。

捨てられた犬が飼い主を追い求め、さ迷い歩く。
いく先々で事故にあったり、ひもじい思いをしたり。

えんぴつのデッサンだけなのに、悲しい遠吠えや交通事故、街のざわめき、潮騒の音などが聞こえてくるような表現力。
犬の気持ちが痛いほど伝わって、感情移入してしまう。

20年ほど前、この本に出会って初めて「絵本ってすごい!」と驚かされた。

そしてそのときの感動が、のちに絵本屋Wonderlandを始める原点となった。

そんな、私にとって貴重なこの本たちの出来上がるまでのプロセスや、バンサンとの思い出、お宝の原画、ボローニャ絵本原画展の様子、これまで関わった本の隠れネタなどを紹介して、あっという間の2時間。

編集の立場からのお話は、機会が少ないので裏話など非常に興味深く新鮮。

あらためて絵本の楽しみを感じた素敵な時間をありがとう。
もう一度あれこれ読み返してみたくなったのは私だけではないはず…。

そして、絵本作家を目指す人へのメッセージ~
出来上がったものを勢いで世に出そうとするなかれ。
じっくり熟成させて…。
出版社・編集者をよく研究せよ。
タイプの違うところへ持ち込んでも無駄!
絵だけで語れる絵を描け。
絵を補う文章に磨きをかけろ。

むむ…難しい…。

 

**** 行ってきました「いわさきちひろ展」 ****

窓ぎわのトットちゃん

 

美術館「えき」KYOTOで開催中の「いわさきちひろ展」に行ってきた。

以前は大好きだったのに、なんでだか“かわいいだけ…”みたいな思い込み・誤解が私の中で育ってしまったようで…最近ちょっと遠のいていた。でも、せっかく近くであるんだし…と思って立ち寄ったら…自分の頭を殴りたくなりましたよ!

そうだった、平和とこどもをなにより大事に思っていた画家だったんだ。

1918年、大正生まれの彼女は第2次大戦終戦の翌年から、1974年に亡くなるまでの約30年あまり、とにかくやさしい母の目線でこどもを描き続けた。
自身の青春時代は戦争の真っ只中。
戦争で傷つくのは今も昔もこども…
だから「世界の平和とこども」がテーマだったのか…。

会場に並んだ約100点の原画は、初期の油彩、デッサン、旧ソ連やヨーロッパ旅行のスケッチ、そしてお馴染みの水彩…と今まで知らなかったちひろの世界が広がっていた。

入り口にあった黒柳徹子の挨拶文が、あらためてちひろの偉大さを物語っていたのが印象的だった。
東京のちひろ美術館の館長でもある彼女の著書「窓ぎわのトットちゃん」の挿絵は、そういえばちひろだったっけ。

教科書の挿絵などで、きっと誰もが目にしてる絵、でもこめられたメッセージはやはりじっくりと向き合わなくては見えてこないのかも・・反省。
行ってきてよかったぁ…。
会期は11/11まで。
2007/10/26

『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子・講談社)
ちひろ美術館 http://www.chihiro.jp/

 

**** 『対談 星野直子・今森光彦』 ****

グリズリー

 

滋賀県高島市の「里山ジャンボリー2007」に行ってきました。
秋晴れの空の下、心地いい琵琶湖の風にふかれて友人3人と小旅行気分。

お目当ては大好きな写真家・今森光彦さんと故・星野道夫夫人の直子さんの対談。

星野道夫さんは96年8月、アラスカでのTV番組の取材中に熊に襲われて早すぎる死を迎えた方。残念ながら道夫さんの生きてらっしゃる間に声を聞くことはできなかったので、せめて一番身近にいらしたお二人から思い出話だけでも聞きたくて…

彼のテーマ、アラスカの自然・カリブー・熊の写真は、写真家今森さんの目から見ても素晴らしく、自然に対して謙虚だそう。
雄大でホントにきれいな、だけど厳しい自然の中に腰を据えて写真を撮り続け、自然の中で早過ぎる死を迎えた星野道夫さん。

今日、福井県から参加した人は、星野さんと同時期アラスカで暮した経験があり、会ったこともあって、日本人として誇らしかったと語っていた。
日本だけでなく、現地アラスカやアメリカでも高く評価されてるそうだ。
彼の遺した物は、数々の写真集だけではない。
私たちに伝えたいのは、生命への畏敬の念…地球と守るべきすべてのものへの暖かなまなざし。
 
彼が生きていたら、11年後のこの地球をどう見るのだろう。
あらためて彼の死を残念に思うのです…。

2007/10/21

 

**** 『ロックな息子とunicef』 ****

ユニセフ

 

Wonderlandでは、unicefのポストカード・レターセット・これからの時期はクリスマス・オーナメントなどのグッズを販売しています。
素敵な作品がいっぱいあるんですよ。これも一つの支援方法です。

一方募金箱も設置していて、ある程度たまると口座に振り込むのですが、先日のWAVEのイベント分は京都御所のそばのユニセフ事務所に届けなくちゃいけなくて…。
で、ちょうど近くで開催のロックのライブに友人と行くという息子にお使いを頼みました。
気軽に引き受けてくれて、「なんていい子~」と感心して送り出したんです。

で、帰ってきた彼が話すには、小さな事務所に顔を出すとおばちゃんがふたり、思いっ切り怪訝そうに「何の御用???」「募金、持ってきましたぁ…」「あら!そう!?まあ!あらあら!」とあわてるやら、ほめるやら…
確かにわからないでもない、どう見てもユニセフとは完全に無縁なハードなヴィジュアル系だもの~

事務所内のその後の会話を想像すると笑える!

↓unicefのHP. ぜひ見てください!
http://www.unicef.or.jp/children/index.html

 

**** 行ってきました「ジョン・バーニンガム絵本原画展」 ****

はるなつあきふゆ

 

スタッフのMOTOKOさんと大丸ミュージアム梅田に行ってきました。
ずいぶん前からバーニンガム作品には馴染みがあったのに、そういえば原画は初めてかな??なんて言いながら…

この作家、デビューから45年、「ケイト・グリナウェイ賞」を2度も受賞してたんだ!

たくさんの哲学的な、しかしユーモア・風刺のきいた作品、いのちへのあたたかな視線。
なにより目を引いたのが、「はるなつあきふゆ」の色の複雑で美しいこと…春の新緑・夏の緑・秋は紅・冬の白い世界が「印刷されちゃうと、こんなにノッペリしちゃうんだねぇ…」と残念に思う。
ポストカード買っちゃいました!
う~ん、やっぱり原画はいいなぁ…!

『はるなつあきふゆ』(ほるぷ出版)

 

**** 今森光彦写真展「里山」 ****

今森光彦氏と私

 

大丸ミュージアムKYOTOに行ってきました。

『里山』『湖辺(みずべ)』…と彼が生まれ育った滋賀をフィールドに、
そこに暮らす人々と小さな生物たちがともに生きる空間をやさしい視線で切り取っていく。

写真家今森光彦30年の集大成というだけあって167点に及ぶ写真の数々はどれも見事だった。

そのたくさんの写真の中で釘付けになってしまったのが『大根を干すおばあちゃん』という作品。野良着姿の二人のおばあちゃんがカメラに向かって楽しそうに笑っている。その日に焼けた顔、きざまれた皺、元気に仕事をしてきた年輪だ。

101歳の誕生日を病院のベッドで迎えた、今はもう誰が訪ねても判らなくなっちゃった祖母の、元気だったころを思い出して、涙が止まらなくなってしまった。

よく一緒に笑ったのになぁ…
心配して、となりのお客さんが声をかけてくれた…ありがとう。

会期は10月15日まで。
14/15日は11時と2時の二回、トークとサイン会がある。
できれば本人から話を聞けるこの日をお薦めする。
とにかくぜひ行ってきて!!…と友人たちに強く押した私でした!

 

** BIG WAVE!(「WAVE in おとくに」を終えて・・その1) **

WAVE in おとくに

 

連日の猛暑日、どこかでは40度を超えた…という記録的な暑さの中、
8月18日から23日の怒涛(?)のイベントがおわった。

たった6日間のもったいない原画展と、8月20日の講師5人による丸一日ぶっ通しのぜいたくな講演会。

このイベントにかけた準備期間は実質2ヶ月。
これを長いと見るか、短いと見るか…
イベントを仕事にしているならお茶の子さいさいかもしれないが、これは実行委員10人の素人軍団による非営利のボランティア活動。

何から始めりゃいいのか、雲をつかむようなスタートだった。
「はぁ…よくやれたなぁ…」って2週間経ってやっと、落ち着いて振り返られるようになった。

どんなイベントだったか、順をおってお話していきましょう。

 

**** その2<WAVE in ○○って、そもそもなに?> ****

世界中のこどもたちが

 

『大きな波を起こそう WAVE in おとくに』というのが、このイベントのタイトル。

画家の重鎮・太田大八さんの呼びかけで、絵本で繋がるいろんな立場の人たちが手をつなぎ大きな波を起こそう!と発足した「こどもの本WAVE」という会があります。
事務局は東京。会員は作家・画家・出版社・編集者・図書館員・文庫をやってる方・おとうちゃん、おかあちゃん・絵本屋などさまざま。
今は『おうさまシリーズ』の和歌山静子さんが代表です。

「WAVE」が毎年「子どもゆめ基金」の助成金を申請し、『WAVE in○○』をやりたい人たちが手をあげると、その予算内で検討し、年に4回ほど全国各地で開催されるのです。
それがなぜ、「おとくに」か? (乙訓っていうのは向日市・長岡京市・大山崎町の二市一町をむかしはこうよんでいたらしいのです。)

元はと言えば私の夢が出発点です。
2005年、大阪の戦争の記録を展示する施設「ピースおおさか」で、平和を願って作られた一冊の絵本『世界中のこどもたちが103』の原画展がありました。
それが観たくて、今回の実行委員の一人でもあるE嬢を誘ってわざわざ森ノ宮まで足を運んだんですが、これが予想以上にすごかった!
なんせ一冊の絵本の中に103人もの画家の描いた「こどもと平和」をテーマにした作品が詰ってるんですから!!

Wonderland でもこれまで20人近くの画家さんの原画展をさせてもらってきましたが、一堂にこれだけ集まると壮観でした。
しかも展示会場には絵本に使われなかった作品まで…(実際に画家たちから寄せられた絵は380点にもなったそうです)。
おまけに、ライブで行われた絵本の製作風景のビデオや、画家の顔写真などめったに見られないものだらけ…
「はぁ~この絵はこの人が…?」とか「この人、男性だったの?」とか「えぇっ!?原画はこんなに大きいのに、本の中では…」など発見もたくさん。

なんだか感動して泣けてきて、そんなお互いの姿をみては笑い…で、結果3周ほど回りましたか…(笑)帰るのが惜しくて、閉館時間ギリギリまで粘りました。

そして「この展示、京都でもしたい!!!」とチラリと思ったけれど、すぐにあきらめました。だって、無理! どこで? 誰がするの??

 

**** その3<このままあきらめるのか・・?> ****

展示室の模様

 

そんな想いを胸にくすぶらせたままの2006年早春、木村研さん(「999ひきのおたまじゃくし」村上康成絵/ひさかたチャイルド)との出会いがありました。

何気なくぽろっと口からでた私の夢をひろいあげて、「WAVEでならできるかもしれないよ…」と言ってくれた木村さんの一言。これが私の背中を強く押し、希望の道しるべとなりました。

それから一年、友人たちに声をかけると、ありがたいことに一緒に夢をみてくれる仲間がすぐに集まってくれました。

そして今年4月、WAVEの総会に初めて参加して「WAVE in○○」の一つとして具体化したのです。

が、問題が山積で一時は開催をあきらめるか…とまで思いました。
木村さんの後押しで、なんとかWAVE事務局のご理解をいただき、やっとこさ6月にGOがでました。それからが冒頭の「怒涛の日々」。

「やるなら絶対、戦争と平和を考える終戦記念日近く!とにかく夏休みに子どもたちにみてほしい!」という思いで、To-Doリストもないまま実行委員がアレコレ知恵を絞りました。

講師との交渉、会場の確保、原画の搬送のこと、チラシのデザイン、後援依頼、ボランティア募集、案内送付などなど書ききれないほどたくさんのことに盆休み返上で奔走しました。

「半日くらいで…」と簡単に考えていた原画の展示も、「とんでもなく大変そうだ!!」という美術館勤務の友人の助言で、二日前に搬入、前日の9時から22時まで13時間ぶっ通しの作業で、なんとか完成!

「見て!私たちの原画展!」 感動物です。壮観です。
ずらりと並んだ個性豊かな作品たち。
絵本の順番どおりに、全てが一篇の詩にのって繋がってるんです。

たくさんの人が観に来てくれるといいなぁ…

 

**** その4<・・で、本番はどうだったの・・?> ****

打ち上げの模様

 

そしてようやく初日を迎えました。

盆休み明けの出足は鈍く心配でしたが、見終えたお顔はみな満足気で、メールや電話でお友達を誘う人も…観てもらえればその良さは絶対伝わるんですよね。

さらに、まるで綱渡りのように危なっかしく辿り着いた20日の講演会。
これまた朝から晩まで、5人の講師が入れ替わり立ち代りの欲張りでぜいたくな企画です。

オープニングは、テーマ曲「世界中のこどもたちが」を歌い踊る!!
そしてWAVEの会員であり、『103』の実行委員でもある和歌山さんと浜田桂子さんによる「対談『103』制作秘話」。木村研さんの参加型講演とワークショップ。児童文学界の大御所・今江祥智さんの長年の交友関係からの裏話「夢色交遊録」。いつも楽しい飯野和好さんの股旅物!?長岡京在住の永崎みさとさんのパネルシアターと盛りだくさん!
振り返ってみれば、準備不足でいろいろな不手際があったにもかかわらず、たくさんのボランティアや東京のWAVE事務局の方々の応援で無事時間内に終了。

みんなヘトヘトなのに、夜の交流会では講師の三人も参加してくださって、夜中までもうひと騒ぎ!

23日夜の原画撤収も、みんな「この絵 欲しい!」だの「返したくなぁい!!」と名残を惜しみつつ片付け終え、やれやれ、やっと肩の荷が下りました。

 

**** その5<さざ波がBigWaveに・・・> ****

ボランティアで参加したみんな!

 

京都に暮らして22年、Wonderlandを開店して13年目、これまでお世話になった方々や友人たち…

「出会い」という波紋が広がり、ほんの小さなさざ波が、今年このイベントで大きな波へと集結し、そしてまたあらたな波をいろんな所へ起こしていくだろうことを確信しました。

参加者のみなさんはもちろん、ボランティアのみんなが笑顔で、楽しそうに動き回ってくれてた姿が印象的でした。

平日開催のために講演に来られなかった方たちにはごめんなさい! 

いろんな形で関わってくれた全ての人に感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。

2007/9/9 (SUN)

 

** P.S.<充実した日々、燃え尽きました!もう当分はおとなしく…> **

もりの いのち

 

…とはならないのが、私らしい…?

もう来年の企画案が浮上しています。

北海道在住の写真家・小寺卓矢さんが長野ヒデ子さんの紹介でWAVEの講演会当日、会場に来てくださったんです。
『森のいのち』(アリス館)の作者です。
偶然ってあるんです、この本は私好みで印象的だったので、
今年の「Wonderlandのおススメ」として目立つ所に置いていました。
その彼が目の前に…!

というわけで、もしかすると写真展ができるかも…
正式に決まればまたお知らせしますね。お楽しみに!!

 

**** 沖縄の風に吹かれて・・ ****

すみれ島

 

6月末、およそ20年振りに沖縄に飛んだ。
8月までの2年間だけ沖縄に駐在している、アメリカ領事館勤務の友人を訪ねて、駆け込みの一人旅。

本土より一足先に梅雨明けした沖縄は快晴。
真夏の日差しだ。
なつかしい、沖縄独特の潮の匂いと蒸し暑さ。
でも渡っていく風が心地いい…
 
この旅の目的は、その友人と会うこと、一緒にダイビングをすること。
でも、忘れちゃならないのが慰霊。
6月23日は、太平洋戦争で沖縄が焦土と化した祈念の「沖縄慰霊の日」。
きれいに整備された平和祈念公園の、各県の慰霊塔を奥まで進むと、黎明の塔のある断崖に着く。

トップページの写真はこの断崖からの眺めだ。
62年前の同じ季節に、この美しい海に向かい、たくさんの人が身を投げた。
なんて痛ましいことだろう。
アメリカ人の友人は、大変な勉強家で私よりずぅっと詳しいから、沖縄戦や原爆や…いろんな話をしながら歩いた。
人として戦争はいやだよね、戦争が無くなればいいのにね…
戦勝国と敗戦国との違いはあれど、想いはおなじ。

碧くきらめく海を眺めていると、あらためて平和のありがたさ、大切さが胸に迫る。沖縄に遊びに行く人たちには、きれい!楽しい!だけじゃない沖縄を感じてきて欲しいな。

『すみれ島』(偕成社)今西 祐行 / 松永 禎郎
 
で、ダイビングはどうだったかって?
それは内緒!!って、いえいえ、いつかそのうち聞いてください(笑)!

2007/7/3

 

**** A Happy New Year! 2007 ****

しっかりはしれば

 

あけましておめでとうございます!!

暖冬で、穏やかなお正月でした。
みなさま、いかがお過ごしですか?

過ごしやすいのはありがたいですが、地球温暖化を考えると喜んでばかりもいられませんね。
50年もすると海抜が1Mもあがるとか…?うそか誠かわかりませんが、とんでもない勢いで地球がおかしくなっているのはホントでしょう…
私がその頃まで生きてるとは思わないけど、息子たちが直面するはずの恐怖です。
京都議定書の地元京都に生きる私たちはもちろん、最強のはずのアメリカや高度成長期の中国や、森林伐採の続く南米諸国…今を生きる地球上の全ての人の最重要課題なんじゃないのかな…。

なんて、年明け早々 エラいむずかしいことを考えてしまったけれど、私のお正月はとてもHappyで充実してました。
それぞれに 仕事やバイトやデート…といそがしいはずの息子たちや甥っ子、姪っ子が珍しく全員顔を揃えた実家での元日、いわゆるスーパー銭湯にいきました。
昼過ぎの比較的空いてる時間に行ったので、岩盤浴の初体験もできて、約2時間のんびりとリラックス。
まさに命の洗濯をしました。

一年の計は元旦にあり…元日をどう過ごすかでその一年がどんな一年が決まるとか…だから元日にゆったり穏やかに過ごすために、先人は暮れに大掃除、おせちの用意をしたのですって…
元日早々泣いてたらその一年も悲しいし、バタバタしてたらそんな一年、楽しく笑って過ごせばその一年は…?(笑)

更にオマケ付き、以前お話した100歳の祖母の見舞い、お墓参り、長男の下宿の掃除…気になりながらも、なかなかできないでいたアレコレを一挙に済ます事ができてかなりHappy!!

みなさんにもいい年でありますよう… 
今年もどうぞよろしくお願いします。

2007/1/6

『しっかりはしれば』五味太郎・クレヨンハウス

 

**** 「ねこばす広場」にいってきました。 ****

おおはくちょうのそら

 

11/30(木)、子育て支援グループ「ねこばす」主催の講演会に講師として招かれ(えらそうだなぁ…)、絵本の紹介をしてきた。

絵本に興味をお持ちの、子育て真っ最中のお母さんたちが30人ほど。
私に割り当てられた時間は1時間ちょっと。
紹介したくて用意した本が50冊…
丸ごと読みたいのも数冊あるし…となると1冊1分??
ええい、ままよ!

絵本の魅力に気づかせてくれた『アンジュール』や『おおはくちょうのそら』から始まり、主に0、1,2歳児向けのものをあれこれ…
間に子育ての失敗談などが入り、時間は瞬く間に過ぎていく。
最後に「これだけは…!!」とねばって、締めくくりの一冊『ちょっとだけ』を読み終えてみると、紹介し切れずに残った本があと20冊も!!
やはり無理だったか…
続きはまたいつか呼んでいただいたときに…ということで(笑)。

いま、いじめによる自殺や虐待など胸の痛むニュースが連日報道されるけれど、
それって紙一重で自分にも起こりうる…
だからこそ、友人やご近所、そして「ねこばす」のような先輩お母さんによる支援がとっても大切。
それに心を潤す何か、自分と子どもと一緒に楽しさを共有する何か…
それは絵本でもいいし、他のことだっていい。
目線を下げて、小さな発見をたくさんしてほしい。
見えなかったものが見えてくる歓び。
子どもと共に過ごす時間は、永遠には続かない。
あっという間に過ぎ去って、二度と帰らない。
その、ほんの数年を大事にしてほしい。
楽しんでほしい。
大変だなぁ・・って弱気になることもあるけど、その先にはいい事がきっとあるから・・子どもがいてくれてよかったなぁ…と思える日が…。

絵本を間に、共に泣いたり笑ったり…のひととき。
いかがでしたでしょうか??

2006/12/1

 

**** 写真家・駒田匡紀さんおはなし会 ****

月人石

 

11/23、開催中の写真展『ぼくのぶんこう』の作家・駒田匡紀さんに、名古屋からはるばる来ていただいて、お話をしてもらった。

とつとつと話す分校へのあこがれ、やっと探し当てた中津川の川上分校、そこで出会った人々や、その暮らしぶり。
9ヶ月通いつめて、撮りためた36枚撮りのフィルムが100本。
その中から選びぬいた写真の一枚一枚に深い愛情が感じられて、
なにげなく眺めていた写真がそれまでとまったく違って、さらに生き生きと見えてくるから不思議。
特に私のお気に入りは表紙の、あの「裸足」。
(gallery・eventのページをご覧下さい。)
のびのびと大切に育まれている…そんな象徴のように感じられる。

いま、子どもたちを取り巻く複雑で不安定な環境を思うとき、便利さや早さや物質的な豊富さだけじゃなく、ぶんこうのような豊かさをどうしたら私たち大人が子どもたちに用意できるのだろうか…
私にできることは何?

秋の行楽シーズン真っ只中、いろいろと行事の多い時期でしたが、集まってくれたみなさんとほのぼのとした時間を共有できたことに感謝。
http://comada.exblog.jp/4236942/

大きなオマケ:
書家・絵本作家の乾千恵さんが駒田さんに会いに来てくれました。
天王山のむこう、大阪府島本町…そんなに近くにお住まいとは知らずにいたので、ここでもまた新しい出会いをいただいて感謝。
機会があれば乾さんの書画展もできるといいなぁ…
ここで紹介した本は乾千恵さんの『月人石』(福音館書店)。 
(駒田さんごめんなさい!)

 

**** Big Surprise!****

センス・オブ・ワンダー

 

店の名前、『Wonderland』のネーミングの由来、経緯をお話したことありましたっけ…?

みなさんが普通に想像なさるのは「Alice in Wonderland」
不思議の国のアリスのワンダーランドですね?
ところが『Wonderland』は、違うんです。
話せば長くなりますが…よろしければお付き合いください。

「いい絵本を紹介する店を自分でやりたい!!」との想いがつのって…というのは「今週の絵本バックナンバー」(京都新聞洛西版に連載した絵本紹介コーナーを転載したページです。)に書きましたが、「さてじゃあ店の名前をどうしましょう…」と悩んでいたときに偶然出会った一冊の本が『The Sense of Wonder』でした。

アメリカの海洋生物学者、レイチェル・カーソンの遺作です。
科学者として、『沈黙の春』で環境汚染、破壊などに早くから警鐘をならした人物です。その彼女が幼い甥っ子ロジャーと自然の中を探検し、発見の歓びにときめくという経験をもとにした作品です。
子どもと時間を共有し、美しいもの・未知のもの・神秘的なものに目を見はる感性を育もう…とやさしく訴えかけてくるのです。

この本を読んで、「これっきゃないな…」と即決でした。

“wonder”をもらって『Wonderland』が誕生したのでした。1994年の終わり、開店に向けた諸々の準備に奔走していた頃のことです。

いつかこのことを書こうとおもって胸の引き出しにしまってあったのですが、とうとうその機会が訪れました。(なんか、大げさだなぁ… 笑)

1956年にアメリカで世に出たこの本を、日本語に訳して私にも読めるようにしてくださった(別にわたしのためじゃないけど…)上遠恵子さんが、縁あって『Wonderland』にきてくださったのです!!!

その縁というのは、店の元スタッフで今は編集者としてがんばっているN嬢が、仕事の打ち合わせで上遠さんと会い、そして私の『The Sense of Wonder』への思いを覚えていてくれて、この店に案内してくれたのです。

上遠さんは銀色の髪の、小柄な、とっても穏やかな方でした。
すご~い科学者なのに(だからこそか…)、お話や物腰はほんとに柔和な、笑顔のすてきな先生。

『wonderland』をとても気に入ってくださったのがうれしくて…こんな出会いや、巡り会わせがあるなんて…生きてるっておもしろいものです。

開店からもうすぐ13年、原点である『The Sense Of Wonder』に、あらためて感謝したい気分です。

そしていままでのいろんな出会いにも…。

 

**** 奈良・斑鳩 法隆寺です。 ****

弥勒菩薩

 

東京で暮らす息子の、ポッと空いた時間。
きれいに晴れわたった初秋の法隆寺を訪ねてみました。

私にとっては中学の修学旅行以来、ん十年ぶりの、息子には初めての土地。ここ京都も同じように古い歴史を持つ街ですが、奈良の方がもっと広々と、ゆったり落ち着いた感じがして大好きです。

この日は次々と押し寄せる修学旅行の団体(かつて私も同様に歩いたはず)に圧倒されて、逢いたかった中宮寺の弥勒菩薩に逢えないまま帰ってきてしまいましが…(泣)

息子と二人の小旅行は、もう二度とないかもしれない…と思うと、なんともいとおしい貴重な時間でした。
http://www.horyuji.or.jp/chuguji.htm

 

*** クロマチック・ハーモニカサークル「ハイムーン」コンサート ***

9月9日にWonderlandがライブハウスに変身しました。
あまり聞きなれない「クロマチックハーモニカ」のサークル・ハイムーンのメンバーによる3部構成のライブコンサート。
「クロマティック」って半音っていう意味なんだそう。
ハモニカの右にボタンのようなのがあって、押すと楽器の中の穴あきのバーがスライドして半音が出る仕組み。

4:30頃からメンバーが集まり、機材の設置やリハなどを終えると、すでにチケットを手にしたお客さんがぞくぞくと詰め掛け、狭い店内は満席。
耳なじみの「思い出のメロディー」や、ジャズ、サンバなどいろんなジャンルの曲をCD.のカラオケに乗せて、ソロやデュエットで演奏するんです。
アルコールも入って、ほろ酔い気分で音楽に浸るってかなりゼイタク。
往く夏の夕暮れ時を、wonderlandでは初めてとなるアルコール付のライブでゆったりと過ごしました。

お客さんも、演奏者もみなさん満足げな表情で、「次はいつだ?」と三々五々帰っていきました。
ホント…次はいつ???

ちなみにサークル名の「ハイムーン」とは、教室のある高槻・たかつき…高い月…だとか…(笑)

 

**** さて、この実・・正解は!? ****

きんいろのとき

 

銀杏です。

秋になると、街路樹から落ちた実が踏み潰されて、
臭かったり、すべったり…と少々迷惑な銀杏も茶碗蒸しには欠かせませんね。

居酒屋で、日本酒と塩焼きにした青々とした銀杏は最高です。
(うまそ~笑)
トップの写真は、庭のイチョウの木に文字通り鈴なりになったところを部屋の窓から撮影しました。落ちた実は知ってても、木になってる図は意外にみなさんご存知ないらしく…

三階の窓から身を乗り出して採って、さっそく焼いて食べました。
ホクホク、むっちり、独特の苦味の秋の味覚を一足お先に…ごちそうさま。これを読んできてくださった方にはおすそ分けします。

ただし、手の届く範囲の実がある間のみ…身の危険があるので、あしからず!

『きんいろのとき―ゆたかな秋のものがたり』 ほるぷ出版

 

**** 行ってきました、弘前ねぷた祭り -その2 竜飛岬 ****

鳥への挨拶

 

二日目の朝は、ホテルのバイキングでスタート。
「昨日あれだけ食べたのに…」和洋折衷の大盛り!
午前中にお墓参りを済ませ、青函トンネルの竜飛岬へ。

途中きれいに整備された日本海の海水浴場に、まばらな人影…もったいない!!と思うがなんせ涼しくて、水大好きの私もさすがにドボンと飛び込みたい気分にならない…。

「こんな素敵なところがあの蒸し暑い京都にもあればいいのに…」と無意味なことをつぶやいてしまう。

しばらく走ると、風力発電の大きな風車が何基も見えてくる。
風の強い竜飛らしい風景か…

岬の先端に立つと、海の向こうにぼんやり北海道が見えている。
そして観光スポットらしく石川さゆりの名曲『津軽海峡冬景色』の歌碑がありボタンを押すと歌が流れるしくみ。観光客がみんな押すから、そこで昼ごはんを食べていた私たちの頭の中は、いまだに「~ごらんあれが竜飛岬…~」のリフレインだ。

(高校3年の息子まで鼻歌がでちゃうほど…笑)
そしてここには『車の通れない日本唯一の国道』がある。

人がやっとすれ違うだけの道幅の、両脇アジサイの遊歩道のような国道を下りていくとどなたかの家の軒先に出てしまって「ほんとにここを通っていいの…?」 ふしぎ体験。

青函トンネル記念館ホームページ
http://seikan-tunnel-museum.com/

 

**** 行ってきました、弘前ねぷた祭り ****

えほんねぶた

 

弘前ねぷた祭り その1
8/1から3日、総勢6人で父の故郷 青森に行ってきた。

今年80歳の父は、青森県弘前市に程近い藤崎町の出身。
16歳で入隊し、その後単身上京して以来、子どもの頃から親しんでいた夏祭りであるねぷたを 約60年ずぅぅ~っとみていなかったのだ。

「一度、娘二人と孫たちに見せたい…」とかねがね言っていたのだが、これまで、なんだかんだみんなの事情が合わず、実行されないままで来てしまった。

春に椎間板ヘルニアを患った父は、長時間の移動や歩行が思うに任せず…の状態だったので、当初 旅行は無理かと危ぶんだが「今年を逃せばまた、いつになるか…」と思った私は「行ってしまえ!!」とやや(かなり?)強引に計画を実行に移した。

宿泊は弘前城公園が目の前のGホテル。予約したのは6月半ばだったが、すでに残数は限られ、ぎりぎりセーフ。フライトも然り。なんとか旅の骨格はできた。

連日真夏日という猛暑の京都から、青森空港に降り立ってみるとそこは天然のクーラー。ひんやりとした風が心地いい。空気もおいしい。
出迎えてくれたいとこたちと13年ぶりの再会。
東京からの4人の到着を待って、ドライブ。
どこからでも眺められる美しい津軽富士岩木山を背に、広々とひろがる青い稲の波。
そして案内されたのは世界遺産の白神山地。
『暗門の滝』へは徒歩で片道1時間の行程。父たちには留守番を頼んでいざ。

「スニーカーを持ってくればよかったぁぁぁ…」とぼやいても後の祭りだ。
パンプスで河原を行くのはマヌケな行為だが、仕方ない。
苦労の甲斐あってたどり着いた、豊富な水量の滝はマイナスイオンの宝庫、超きもちイイ。
ふだん滅多に歩かない私でも(しかもパンプス…)、なんだか元気にいって来れたのはマイナスイオンのおかげか…?

そして夜はホテルが用意してくれた特等席で、大小の太鼓や笛のお囃子とともに、2時間にも及ぶねぷたの行列を鑑賞。壮観だ。
白いさらしを巻いた太皷打ちの女性が4人も乗った大っきな太鼓、「やーやどぉー」の掛け声と共に進む引き手たち。
なんだか血が騒ぎ、太皷をたたきたくてウズウズしながら、しかしベッドに入れば1秒で眠りに落ちた。

…つづく

2006/8/14

 

**** なかがわちひろさんをお迎えして ****

のはらひめ

 

先週の土曜日、なかがわちひろさんの「おはなし会+サイン会」が実現しました。

作品の多彩さから、ものすごく頭のいい、もしかして近寄りがたい方なのでは…?「Wonderlandにきてください」なんていうお願いをしてよかったのかしら…?と内心ドキドキしていたのです。

でも、打ち合わせでメールのやりとりをさせていただくと、とても思いやりのある、そしてユーモアのある方なんだわ!ってわかってきました。
考えてみれば、そりゃあそうですよね?「のはらひめ」とか「たこなな」とか「しらぎくさん」とかを書く方ですもの…

当日も、早起きして遠路はるばる来てくださって、時間超過でたくさんのお話をきかせてくれました。この時、ご自身の作品よりも翻訳に携わった本と、その作家たちについていかにすぐれたものかをたくさんの時間を割いて語っていらっしゃいました。

奥ゆかしい人だなぁ…謙虚な人だなぁ…って。
でもご自身の作品が売れ残るぞぉ…

事実そのとおりになってしまいましたが、その分腱鞘炎になろうかというほどたくさんサインをしていってくださいました。
(だいぶ圧力をかけたかも…なかがわさんごめんなさい!)

この日集まってくださったお客様は、遠くは佐世保、兵庫、滋賀などから、立ち見(立ち聞きか?)が出るほどで、数人の小学生も飽きることなく「中川ワールド」にひたっていたようです。

理論社からお借りした原画は、やっぱりすてきで今週いっぱい私たちの目を楽しませてくれます。返したくないなぁ…

『これは王国のかぎ』(荻原規子作・中川千尋挿絵、理論社)が大好きな私としては、中川さんのツテを期待して来年のイベントにはぜひ!荻原さんにお越し願いたい…と野望がムクムクと…!!

 

**** 木村研さんと ****

手作りおもちゃ&遊び ワンダーランド

 

木村研さんとの二日間の日程が1/28、終了しました。

1日目は 向日市内の小学校の1年生の教室で「パクパク人形」を作り(一年生の教科書に載ってるんです、国語の教材として…)と、夜は歓迎の飲み会、2日目は長岡京のバンビオ内で講演とおもちゃ作り。
たくさんの本を出してらっしゃるだけに、頭の中はおもちゃと遊びのことだらけ…。次々に作っては参加者を驚かせてくれます。
廃物利用の簡単な手づくりおもちゃが、魔法か手品みたいに生れ出てきます。

「うわぁ~~~」と感心してると、乗り遅れます。どんどん手を動かさないと「あれぇぇぇ、このあとどうすんの?!」ってことに…。
そんなときは、後からゆっくり本を参考にして作れば大丈夫!
とにかく、見るだけじゃなく実際にやってみるとその楽しさは大人もはまること請け合い!…精神年齢か…?(笑)

どんなすき間の時間でも、ウルトラマンの切り絵をチョキチョキ、ストローの吹き矢をコチョコチョ…と作っている姿が印象的でした。
置き土産のウルトラマンやたこコプターが、ご来店をお待ちしています。

http://www.ikadasha.jp/

2006/2/9

 

**** A Happy New Year! 2006 ****

ぼくにきづいたひ

 

記録的な寒波と豪雪で、日本中混乱していますが、
みなさん、いかがお過ごしですか?
新年早々、またしても悲しい事件や事故が…
みんなが幸せでいられたらいいのに…

クリスマスコンサートのときにお話したことなのですが…
大先輩の正置友子さん(30年も文庫を続けて、しかも60歳でマザーグースの研究のため、5年もイギリスで勉強してきちゃった!)が私の思いを的確に表現なさってたのでパクります(笑)
「頭の中でなら、想像の世界でなら、人を傷つけても…極端だけど殺してもいい…そうして現実の世界に戻ったなら気持ちを切り替えてちゃんと生きていく。
当たり前のことのようだけれどそれができないで今、残虐な事件が増えているのは想像力を持たない人が増えたから…」

「じゃあ、想像力を育てりゃいい…」って?
それって簡単に、一朝一夕でできるものじゃないですよね?
やっぱり小さい時に本を読んであげること。
いろんなところへ行ったり、いろんなものを見たり…そういう体験が出来れば最高だけど、それができなくても、一緒に本の世界を旅するだけでも十分。小さいときの真っ白な心にたくさんの不思議を、想像の世界を見せてあげること…。

私たち、絵本に携わる人たちって(作り手も、手渡す人も)表現は違ってもきっと想いは同じだろうな…

そんな気持ちで、いい本をたくさんの方に紹介できればいいな…って年頭の抱負を語ってみたりして…
 
今年もどうぞよろしくお願いします。2006/1/6

『ぼくにきづいたひ』(杉山亮作・片山健絵、理論社)

 

**** こぐま社の社長 ****

たんじょうび おめでとう

 

何年前になるだろう…小学校のPTAで絵本サークルに参加していた頃、こぐま社の社長佐藤秀和さんに講演していただいたことがある。
冬の寒い日、30人ほどの保護者を前に静かに語ってくださった。
「子どもたちにぜひとも手渡したい本たち」について、自ら何冊も読み聞かせてくださった。

今となってはほとんど忘れてしまったが、強く印象に残ったのは、
『FERDINAND』(VIKING社)英語版を日本語におきかえながら…という風変わりのせいではない。

その中身です。(日本語版として岩波書店の『はなのすきなうし』がありますが、雰囲気が出ないので英語版のほうがいいです。)

オスの子牛フェルディナンドは、大好きな花とコルクの木のそばでいつもウットリしています。母牛は「ほかの子牛たちは元気にじゃれあって、強くなっていくのに。うちの子だけどうして違うのかしら…?」と悩みます。しかし彼は 人一倍(?)大きくたくましく成長し、ある日人間たちの勝手でマドリードの闘牛として華々しいデビューをすることに…。

大観衆の前で彼のとった行動は…?

『個性の尊重』と言うは易し…でも実際にはとてもむずかしいものですよね?でも頭の片隅に、『FERDINAND』があることで大事な何かを見失わないでいられるかも…と思います。

そしてもうひとつ、印象的だったのは佐藤氏が「これも、あれも」と他社の本はいろいろ紹介なさるのに、とうとう自社の本は一冊も取り上げなかったこと。

なんでだろう…?と不思議だったが、今思えば「自信を持って出してるから、わざわざ紹介するまでもない…」ということだったに違いない。
たしかにこぐま社には『こぐまちゃんシリーズ』とか、『わたしのワンピース』など不滅のロングセラーがたくさんある。
「いい本を手渡していく」という仕事にあらためて意義を感じるこの頃…です。

2005/12/26

 

**** 福音館 こどものとも ****

こどものとも 「ちょっとだけ」

 

ちょっと前の話になりますが…
福音館書店の月刊誌「こどものとも」創刊50周年(すごい!!)のイベントにお誘いいただいてスタッフ2人と、大阪へ行ったときのことです。

最初に会長の松居直氏の貴重なお話(彼の話は何度聞いても奥が深く、新しいことを教えてくれるので毎回楽しみなのです。機会があれば後日…)のあと、実際に本作りをしている編集者から、現場の様子を聞きました。
吟味して、さらに吟味して出来上るまでに4年もかかるものまであるとか…
たった¥380の本にですよ!?

「福音館から本を出すのは大変だ!」…とはある作家から聞いてはいたのですが、妥協しないその姿勢に改めて50年の重みを感じさせられました。

で、編集の彼女が読んでくれたのが『ちょっとだけ』(瀧村有子作/鈴木永子絵 、福音館書店)赤ちゃんの世話でママは忙しそう。だからなっちゃんは自分の事を四苦八苦しながら、ひとりでしてみます。

「ちょっとだけ」うまくできました。公園にもひとりで行けました。でも眠くなったなっちゃんは遠慮がちに「ちょっとだけ」だっこしてとお願いします。

すると、ママは「ちょっとだけじゃなくて、いっぱい、だっこしたいんですけど、いいですか?」と…。その瞬間のなっちゃんの表情…。

久々に泣いてしまいました。ガマンしていただろう長男のこと、そして長女だった私自身のこと…に重なってしまって。

さっそく平積みにして、“イチオシです!”となったのは言うまでもありません。

後日談ですが、一緒に行ったスタッフがお母さん(おそらく50代後半?お孫さんもいる)にこの本を見せたところ、「自分の母親がこんな人だったらよかったのに…」と涙をこぼしたそうです。

『ちょっとだけ』は主人公なっちゃんの同世代からおばあちゃんの世代にまで、心に響く本なのです。この話を聞いたらなおのこと、この本がいとしくなってしまいました!!

追加しようっと!!

 

**** 園長先生 ****

おおはくちょうのそら

 

「お母さん、子どもは宅配便の荷物じゃありませんよ。」

幼い息子の幼稚園選びで、いくつかの園を訪ねた時のこと、自ら園内を案内してくださった園長先生の言葉です。そして続けて、「ほんの短い幼稚園時代、許されるなら毎日子どもと共に歩いて通いながら、道端の小さな自然を楽しんでみてごらんなさい。」即決でした。私の心にピタッとはまったのです。

そして思い返せばこれがまさにWonderlandの原点となった『SENSE OF WONDER』(レイチェル・カーソン)を地で行く人との出会いだったのです。

いろんな事情や選択肢の中で、園や保育所を選ぶのは当然です…

たまたま私には必然だったということです。

ここで3000冊の絵本と出会い、子どもを育て、親として育てられた…「子育ては親育ち」と教えられ、至らない若い母親が少しずつ成長した…かな?

先日、園長先生(今は園を退かれ、福祉専門学校の学長をなさっている)と当時同期(?)だったあの時は若かった母たち4人で10年ぶりに顔をあわせ、食事をご一緒しました。そこで、先生の保育にかけた(過去形?)熱い想いを初めて聞く事ができたのです。

牧師でもある先生は、12月になると園に隣接する教会で「園長」から「牧師さん」に変身し、クリスマスを祝ってたくさんのおはなしを聞かせてくれたのだが、久しぶりにその静かで穏やかな声を聞きタイムスリップした気分でした。

今のお仕事柄、現代社会が抱える大きな悩み、痛み、戦争に突き進みそうな日本の危うさを語ってくださって、真剣に日本の未来を思った貴重な、濃い時間でした。

うれしかったのは、「あなたたちがもう一度、お母さんになるなら(ありえないって!)、僕も園長に戻りたいなぁ…」といって下さったこと。
それって私たちが「いい大人に成長した」って褒めてもらったってことじゃない??

それはともかく(笑)帰宅後、「出会い」ってありがたいし、人って出会うべくして出会うのかなぁ…なんてぼぉ~んやり考えてたら、1時を回ってしまいました…うわぁ!!(2005/11/20)

ここで出会った本たちの中から…
『おおはくちょうのそら』(手島圭三郎作、リブリオ出版)

 

**** 出会い 正置友子さん ****

現代絵本の扉をひらく コールデコットの絵本

 

たくさんの出会いの積み重ね…というのは以前から何度も書いてきました。『お知らせ』のページで紹介した正置友子さんも大切な一人です。

長谷川はWonderlandを創める以前、息子たちの通う幼稚園や小学校で絵本に関わるボランティアをしていました。

その活動のなかで、正置さんを知りました。1994年の春のことです。
彼女は吹田、千里ニュータウンに住む普通のお母さんでしたが、すでに20年近く「文庫のおばちゃん」であったことが普通じゃありませんでした。ご近所と親しくなるために、狭い公団住宅の一室(とご本人がおっしゃっていたんです…笑…大好きで、ずぅっとご自分の子どもさんたちと楽しんできた絵本たちに占拠された部屋…)を「青山台文庫」として開放したのが始まりだということでした。
ここでの、たくさんの絵本と子どもたちとのエピソードを書き綴った『おかあさん ほんよんで』などの「絵本の散歩道シリーズ」は、これから子育て、保育士、読み聞かせ…という方にとても参考になる本ですよ。

話を元に戻します。
で、当時の絵本サークルで正置さんに講演をお願いし、彼女の絵本への思い、子育ての失敗談など、泣き笑いのいいお話をいっぱい聞かせてもらいました。
駅までの帰り道、「絵本の専門店を創めたいけど…」と不安な気持ちを相談したら「ダメでもともと、やってみなさいよ!!」と背中を押されたんです。

「だよね…!」と踏ん切りがついて、エンジンがかかったのでした。
単純すぎ!?

その後、「1~2年、イギリスに行ってマザーグースの勉強してくる!」と54歳で単身旅立ってから、とうとう6年も絵本について研究なさって、博士号まで取って、やっと2000年に帰国なさった…というすごい人です!!
いまは梅花女子大学で絵本論を教えていらっしゃいます。

Wonderland誕生の大きな力となった正置さんに10/8、11年ぶりに再会します!

『現代絵本の扉をひらく コールデコットの絵本』
Randolph Caldecott (ランドルフ コールデコット:原著)
Brian Alderson (ブライアン オルダーソン:原著)
吉田 新一 (翻訳)、正置 友子 (翻訳)
辻村 益朗 (翻訳)、板東 悠美子 (翻訳)

 

**** 行ってきました!佐川美術館『佐藤忠良展』 ****

おおきなかぶ

 

Wonderlandの夏休みを利用して、やっと『佐藤忠良展』に行ってきた。
今回もまた、スタッフのmotokoさんとK嬢とともに…

盆休みの渋滞を抜けて、湖を渡る涼しい風と、一面に広がる近江米の稲の青々とした美しさにしばしうっとり…
佐川急便の保養施設の一角に1998年にできたと言う「佐川美術館」は、周りを水に囲まれた無機質でシンプルな、グレーの素敵な建物。

中は広々と静かで、入るとまずシルクロードで有名な平山郁夫の『平和の祈り』という展示室へ…。何度も取材に出かけたアジアの国々の、町や人々のスケッチや、日本画の大作が並ぶ。誰もが一度は目にした事があるだろう、『らくだの背中に揺られ月の砂漠を行く…』というあの絵とか、アンコールワットの遺跡、比叡山延暦寺の厳かな絵とか…。古い歴史のなかに紛れ込んだような気がしてくる。

さらに進むと、佐藤忠良の絵本原画の展示室へ。恥ずかしながら、「へぇぇ…こんなにたくさんの絵本や挿絵の仕事があったのかぁ…」と、しげしげとながめる。

奥には、ブロンズ像の展示室。美術館の前庭にも立派な像がたっているが、佐藤氏は元々、彫刻家、画家として一流の方だそうだ。

福音館の月刊誌「こどものとも」は創刊50年になる(すごい!!)が、当初から「子供用の絵を使った本」ではなく、本物の芸術家たちに作品を描いてもらってきたと以前、福音館会長の松居直氏から聞いて、子どもの本にかける意気込みにうなった事を思い出した。

ゆっくりと観て回ると、お腹がすいてきた!!
水面を眺めながら、お茶や軽食の楽しめるスペースもある。

守山か、堅田の駅からバスでも行けるので、夏休み中にぜひ!!
車中のラジオから流れる、甲子園球場での京都外大西の逆転劇にワイワイ言いながら帰ってきた(笑)。

http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

(2005/8/15 終戦の日)
「おおきなかぶ」(福音館書店)

…余談ですが(笑)お昼に選んだお店では、見たこともない巨大オムライスに挑戦!お腹も巨大化!さらにケーキ屋さんまでハシゴ。かくして、芸術とグルメの小さな旅は終わった。あ~~~満足!!

 

**** 祇園祭 ****

祇園祭

 

7月に入り、祭囃子が聞こえ出す頃、Wonderlandの店内は毎年ダンボール箱の山と化す。と言うのも、この時期、小学校の図書室に新しく入れる本をカタログで…じゃなく学校にいながら、実際に見て選んでもらう『本屋の出前』をするためだ。

図書委員の子どもたちや、先生方、ある学校では自ら読み聞かせをなさる校長先生まで参加して、「これ!読んでみたい!!」と思う本に投票し、図書予算内で選書するワケ。

従来、図書の担当になった先生は、ご自分の責任で本を選定しなければならず、かといって学期末の多忙な時期、しかもそれを専門にやってるんじゃないのだから新刊情報や、隠れたヒット作などご存じなくて当たり前。仕方なくカタログから「よさそうな」セット本などを購入してきた…らしい。

で、『本屋の出前』の出番。ワイワイとあれこれ悩みながら、手持ちの札を本に挟んでいく子どもたち。

図書委員は大抵、5・6年生だから「これ、1年生によさそうじゃない??」とか、「高学年向きの読み物が少ないんだ!」などと、実にうれしそうに、または自分の投票した本が選ばれるか心配しながら30分~1時間を過ごす。座り込んで読み始める子まで出てきて、「読んでもらってる子は本が好きなんだ」とあらためて思う。

持っていくのは私たちWonderlandのスタッフが選んだ、どれもおススメの本だから、担当の先生も安心してくださってると勝手に思い込んでいる(笑)

で、選ばれた本たちが勢揃いして学校に納まるまでは本がギッチリつまったダンボールの山と、苦手な書類作成に追われるのだ。

とは言え今日は宵々々山、ちょっとでも祭りの気分を楽しみたいから10年目にして初めてスタッフ共々、浴衣で仕事します!!

みなさんはお祭り、行きますか?

『祇園祭』(田島 征彦作、童心社)

2005/7/13

 

**** 『ゾーヴァ展』行ってきました ****

魔笛

 

最終日間近の7/1、『ゾーヴァ展』にやっとこさ行って来た。6/26(日)に訪れた時には長蛇の列に恐れをなして、すごすごと帰ってきてしまったのだ。昨日だって、平日にもかかわらずけっこうな人出。人気の高さに驚き!!

どの原画展に行っても思うのは、「原画はイイ!!」
(こんな当たり前なこと、書くな!と言われそう…)

印刷されたものは、それがどんなにすごい絵でもペラっとめくってしまえばそれで終わり、になりがち。でも原画であれ、他の作品であれ、向き合うときには筆の線、残された筆の毛一本、細密な点々、デコボコ…色彩、あらゆることに感動する。

『ゾーヴァ展』も同様。本の挿し絵では見過ごしていた多くのことを発見して、帰ってきてからもう一度絵本と向き合うことと相成った。

あの長蛇の列も納得…。
しかしあの人の波では絵なんて観れなかっただろう…気の毒に。

一番気に入ったのは ピンクの豚がうれしそうに池にむかってジャンプしてる絵。複製画がほしかったけれど、まぁせめてポストカードでも…と思ったらすでに完売(泣)

2005/7/2

『魔笛』(ゾーヴァ、講談社)

 

**** 世界中のこどもたちが ****

世界中のこどもたちが

 

2月に「今週の絵本」で紹介した『こぶたのブルトン』の作者、市居みかさんとはけっこう長いおつきあいになる。

デビュー間もない頃はご近所さんだった彼女の版画集を、縁あって店で扱うようになり、その後彼女は瞬く間に売れっ子作家になったのだ。
で、信楽に引っ越した後も、変わることなくWonderlandに、私につきあってくれている。(店内のテーブルの上には~wonderlandは喫茶店でもあるので~彼女のポストカードが飾ってある。販売もしているのでgetしてください!)
市居さんのHP.はコチラ→ http://www.geocities.jp/ichiipk/

前置きが長くなったがそんな訳で、彼女も参加している『世界中のこどもたちが103』(講談社)の原画展情報を得、先日大阪まで行ってきた。
この『世界…』は言ってみればあの名曲「we are the world」の絵本版。
絵本作家たちが、世界平和のためになにかできないかと実行委員会を作り、呼びかけに応じた作家103人が力を出し合い、一冊の本を作ったのだ。

まず、歌があった。子どもたちに広く歌われている(と信じている、わたしも大好きな)「世界中のこどもたちが」(新沢としひこ、中川ひろたか作)に乗せて、作家・画家たちが思い思いに平和への願いを描いている。
絵本だけ見ていたときには 失礼ながら「小さな絵の寄せ集めか?」と思った。

ところが会場である「ピースおおさか」の広い特別展示室に入ってビックリ!!

ちゃぁんと額装された(当たり前か?)個性的な絵たちが、ぐる~~っと本のとおりに並べられていた。しかも会場の方の努力で、作家それぞれの顔写真や、2004.3.19→20の原画公開製作風景まで展示されて…

幸か不幸か人が少なく、それぞれの絵が絵本のどこに使われているか、ゆっくり、ジックリと見比べながら観て回った。一周すると「あれ?この絵どこにあった? エ?あの絵ってダレが描いたんだっけ? この作家さん…へぇこんな顔?」と次々疑問が湧き出し、とうとう5~6周も回っただろうか?それほど、何度観ても飽きない、いや観きれないのだ。当然か…103人もの作家の、140点ほど?の絵が一堂に集まっているのだから。

同行してくれた泣き虫の友人etsukoさんは 何度も立ち止まってはハンカチじゃなくタオルに顔をうずめていた。(彼女ほど、感受性の豊かな人を他に知らない…なんたって忙しい合間に店に寄って立ち読みしながらもう泣いているのだから!!…これは笑うしかない!しかも最初にこの本を注文してくれたのも彼女)

今年は戦後60年の 節目の年だ。こんなに素敵な企画をもっともっと多くの人に観てもらわなきゃmottainai!「ピースおおさか」の会場は過去のどこより絵本に忠実に展示できたらしい。…にもかかわらず広報活動が行き届かなかったとの事。mottainai!!

この本をバンバン売りたい!!
(印税はユニセフに寄付されるんだそうだ)
身近な所でも 原画展したい!!
と強く思いながら、京都の『ゾーヴァ展』にハシゴした…
その話はあとで。(2005/7/2)

 

**** Dabada ~ 山本容子は知っている ****

おこちゃん

 

先日、京都の聖母女学院付属幼稚園で 銅版画家山本容子さんの講演があり、お話を聞きに行ってきました。

かねがね密かなファンであった私は(もちろん本は店に並んでいます)、食器やステーショナリー、ポストカードなど(モッタイなくて使えない!!)を集めてきたし、展覧会にも行きました。でも東京在住の彼女に会う機会はなかったし、この先もないだろうなぁと漠然とあきらめてたんです。

だから、いつもなら忙しさにかまけてろくに読まない新聞の、小さな記事にこの情報を発見したときのえもいわれぬ驚きと喜び!!
 
同付属中学が母校である彼女は、「若いお母さんたちへの子育ての参考に…」と講演を依頼されたわけです。スタッフのmotoko嬢とふたり、いそいそとかぶりつきの席に陣取り、登場をいまや遅しと待っていました。そこへ颯爽と現れた彼女は、スター☆でした!「きゃ~~~!!」と歓声を上げるのをこらえたのはえらかったなぁ…と自分を褒たかったです。

彼女の幼少時代の自伝とも言うべき『おこちゃん』(小学館)のスライドショーを中心に、大家族の中でこそ得られたかけがえのない経験や思い出、今ではあまり歌われなくなってしまった童謡のこと(私も大好き!)、現在までのおびただしい数の仕事のことなどを簡潔に紹介なさいました。

たくさんの著名人との対談のことや、世の中にあるすべてを作品にしたい!と言う想いを聴いて、「尋常じゃない『デキる女』」をみる思いがしました。

いろんな事に興味を持ち、既成概念にとらわれず、たくさんの事を内に蓄えた、思っていたとおりの超かっこいい人でした。そしてまた、40年ぶりという恩師との再会に、思わず中学生のおこちゃんに戻ったその表情はかわいい少女のものでした。

人生の(ちょっとだけ)先輩の生き方を目の当たりにして、やる気が出たゼイタクな一日でした!!(2005/6/23)

 

**** 猫 Part2 ****

あしたうちにねこがくるの

 

4月に猫の話をしました。
後日談です。

出生時に死んでしまった白い子以外の4匹は、よく食べ、よく寝て、ころころとよく遊びかわいく育って5月下旬には みんな婿入りした。
初めてのことなのにこまごまと世話を焼き、実に堂々とうまく子育てをしたviviにくらべ、要領を得ずアタフタしたお手伝いさんの私は寂しさと同時に、ホッと肩の荷が下りた思いがした。無事に巣立ってくれたぁ…と。

それぞれの家庭でかわいがってもらっているのを見聞きしては、我が家で子猫を迎えたときのなんとも言えないうれしさを懐かしく思い出す。
ちょっと元気がないと言ってはドキドキし、いいうんちが出たと言っては褒め、ほんのかすかな表情もかわいく、ビデオテープは増える一方…
単なる親バカです!!

わが息子たちも、生まれたばかりの子猫をそりゃぁもう猫かわいがり?!
彼らの猫なで声たるや(笑)!! 

死んだ子を助けてやれなかったとのむなしい思い。
母猫の一生懸命の育児を目の当たりにして、感動を持って語った『母の偉大さ』。一匹ずつ引き取られていくときには、わが子を巣立たせる親の気持ちを疑似体験。

今回もまた様々な事を教えてもらった貴重な体験だった。感謝。
(200/6/3)

はじめて猫を迎える女の子の「どんなねこかしら…?」というドキドキを描いたかわいい絵本です。


『あしたうちにねこがくるの』 ( 石津ちひろ作、 ささめやゆき絵、講談社)

 

**** G.W Part2 ****

イリリアの冒険

 

前回、G.Wに読んだ本の話をしましたが(もう5月も終わりだと言うのに)、紹介し忘れていた3冊を追加しますね。

ベスパー・ホリー物語シリーズ全3巻で、『イリリアの冒険』、『エルドラドの冒険』『フィラデルフィアの冒険』( ロイド・アリグザンダー/作 宮下嶺夫/訳 評論社 )。1994年発行にもかかわらず、今頃になって…

緑色の瞳、マーマレード色の髪をなびかせる16歳のベスパーはみなしごで、後見人の夫婦とホリー屋敷で暮らすことに。彼女は半端じゃないんです。6ヶ国語を操り、乗馬など運動も得意、なにより頭の回転と行動力、正義感が人一倍…いや3倍くらい?

気になったら即実行、地球のどこへでも行っちゃう!
で、極悪人と渡り合うわけ。

表紙が少し古めかしくて(ハーレクイン・ロマンスのようでもある…?)、手に取りにくいのだけど中身は「こんなふうに生きたい!!」と思うようなハンサムガールの冒険物。わくわく・ドキドキの3冊です。

冒険を男の子だけに任せておけないわっ!!ていう高学年~の女子にオススメ!!

http://www.hyoronsha.co.jp/top.htm

(2005/5/28)

 

**** 終わっちゃいました、G.W ****

西の善き魔女

 

連休はいかがお過ごしでしたか?
夏のように暑い日もあり、戸外で体を動かしてイイ汗かきましたか?

私は…と言えば二年連続、読書三昧の日々でした。
去年ハマったのが、日本人作家によるファンタジー。

店も連休に入って(そもそも連休にするとは何事か!!と突っ込まないでください…)「何読もうかな?」と、うちの本棚を眺めていたら(もう一軒、本屋ができるくらい本があるんです)『西の善き魔女』(荻原規子、中央公論社)が目に留まりました。

表紙が子どもっぽい少女マンガのようなのが気に入らず、二年ほど積ん読状態だった本です。

実は 大ブレークした『ハリーポッター』を3ページで断念した過去があり、自分はファンタジー苦手だな…って思い込んでいましたから、以前店のお客様から「6年生の娘が『空色勾玉』三部作が大好きで…」と言う話を聞いても、「私にはこれはムリっ!」と敬遠してきた 同じファンタジー作家の作品。…名前だけは引っかかってたんですね。

意を決して読み始めたら、やめられないとまらない!!
『西の…』全8巻イッキ読み、続けざまに『勾玉』シリーズ、さらにたつみや章の『月神』シリーズ…とまさに寝食を忘れて読み耽りました。そのあとも上橋菜穂子作品(守人シリーズなど)と、去年の後半は和製ファンタジーづけの日々でした。

 

日暮し

 

で今年は、宮部みゆきの『ぼんくら上・下』『日暮らし上・下』(講談社)…(児童文学と関係ないか?)宮部みゆきはやっぱりウマいなぁ!おもしろかったぁ!!けど疲れたぁ…。

そーそー ご存知でしょうが宮部みゆきは児童書も書くんです。『ドリームバスター全3巻』人の夢に入って、中の悪者をやっつけるお話、これもおもしろいですよぉ!(感想はそれだけか…?いや面白いのが一番!!)
みなさんは どんな本がおもしろかったですか?教えてくださいね!

(2005/5/12)

 

**** 行ってきました!!ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ****

夢の江戸歌舞伎

 

29日、みどりの日、新緑の奈良に行ってきました。連休初日でしたが、県立美術館の中はもったいないほどひっそりと静かで、ゆっくりと原画を楽しむ事ができました。

ガラスのケースに収まった原画が、二階まで整然と並ぶなか、ひときわ私の目を引いたのが、『夢の江戸歌舞伎』という作品でした。

歌舞伎の前の街のにぎわい、舞台の準備から、楽屋のあわただしさ、花道の見せ場と、それを支える天井の裏方…そして祭りの後のうら悲しさ…を見事に描いた華やかで緻密な絵でした。

恥ずかしながら岩波書店から出ていたのを知らずにいました。
(服部幸雄・文、一ノ関圭・絵、岩波書店)
 
原画は、色彩や大きさ、厚みなども印刷されたものとは微妙に印象が違うし、立体のものもあります。また各コーナーには絵本が置かれ、自由に手にとることもできますから、初めての本に出会えたり…と、原画展の楽しみ方はいろいろ。

初夏のような汗ばむ陽気でしたが、京都より幾分さわやかな風に吹かれ
大好きな東大寺大仏殿まで足を伸ばし、ぜいたくな一日でした。
会期は5/8まで。 

(2005/4/30)

 

**** 恩人と… ****

ザガズー じんせいってびっくりつづき

 

何も知らない素人が、絵本の専門店をやりたい…と願っても、本はどこから仕入れるのやら???

「とりあえず問屋さんだな…」と当たってみました。大型書店が各地に出店し、街の本屋が次々と店をたたんでいった時代にわざわざちっぽけな専門店と取引しようとする問屋さんなんてあるわけありませんでした。

どうしたものかと途方にくれていたところに理解を示してくれたのが、中堅の問屋さんのG部長さん。最初はやんわりと「本屋はむずかしいですよ、やめておいたほうがいいですよ…」とおっしゃっていましたが、ムリを承知で応援してくださったのでした。

おかげで開店10周年に漕ぎつけたわけで、本来なら恩人にご挨拶に伺うべきところ逆に先日、奈良から訪ねてくださいました。今は退職なさって悠々自適の毎日、以前からの趣味のバイクのツーリングを今も続けてらして颯爽と現れました。懐かしい話などで楽しい時間が過ぎ、29日に今度は奈良でお会いする事にしてお別れしました。

で昨日、原画展の後で、Wonderlandの一年後に、同じようにG部長にお世話になって開店した『いちいの木』という絵本屋さんに連れて行っていただきました。

ニュータウンの一角に、この三月に新しく構えたというウッドデッキのある、かわいらしいたたずまいのお店がありました。

子どもたちの目線に合わせた低い棚に絵本やヨーロッパの木のおもちゃがたくさん並び思わずゴロンと寝転びたくなる心地いい空間でした。

同じ「専門店」でも それぞれ個性が出るものだぁ…と当たり前のことに感心し、初めてお会いしたオーナーの平尾さんにも元気をもらって帰ってきました。
 
同行したスタッフのMOTOKOさんと、その娘K嬢もそれぞれに満足の、よい休日でした。日頃歩くことをしない私には 筋肉痛のオマケつき(反省)。 

原画展での掘り出し物です!
『ザガズー じんせいってびっくりつづき』
(クェンティン ブレイク ・作、 谷川 俊太郎 ・訳、好学社)  

2005/4/30

 

**** 新しい出会いをかさねて・・ ****

ミミズくんのにっき

 

開店から10年、時代の波に乗り損なっていたが、今年になってやっとこさHPを作った。で、こうしてみなさんに見ていただいてるワケです。みなさんがなぜ、どうして、どうやってココを訪ねてくださるのか、一々聞いてみたいのですが…(ぜひメールでお知らせください笑)絵本や児童書の翻訳家であるもりうちすみこさんもなぜだかココヘ来てくださったお客さんの一人だ。
「春にピッタリの新刊出来たよ~!!」ってお知らせをくださったのである。ちょうど入荷を待ってるとこだったので、タイミングの良さにビックリ!

Wonderlandの使命は(たいそうだなぁ…)本を売ることだけじゃないんです。自分が作家や、本に携わる方たちの話を聴くのが大好きなので、「お客さんだってきっとそうに違いない!!」と思い込んで、作り手と読者を繋ぐ架け橋となるべく、ずぅ~っと『おはなし会』を続けてきた。

そのためにはいろいろな出会いの中から得たツテと、遠路はるばる快く来てくださる作家、画家の方々、苦労を厭わず原画を貸し出してくれる出版社さんの協力が不可欠です。(ありがとうございます!!)

私を含め読者は作家がどんな人なのか、本が出来る過程の裏話は?…などを知ることでますます本がおもしろくなるし、作り手は読者の生の感想や反応を知って、次なる作品への意欲を掻き立てられたり(勝手な想像だが…?)。

で、前出のもりうちさんに戻るが、彼女も自分の手がけた作品がその手を離れた後、どんな人たちに渡り、どんな風に楽しんでもらえたのか…知る機会はなかなかないそうだ。もどかしい想いをなさってるのは間違いない!いつかWonderlandに(この狭さゆえの親密さの中で)読者とじかにおしゃべりしにきてほしいものだ。また新たな出会いが待っている。

2005/4/23

『ミミズくんのにっき』
(D・クローニン作、H・ブリス絵、もりうちすみこ訳、朔北社)http://www.sakuhokusha.co.jp/

 

**** ねこ ****

サンタクロースのしろいねこ

 

開店準備で気ぜわしくしていた1994年11月のある朝。
寝ぼけ眼でリビングに下りて行くとなにやらまぁるい物体が…
私の第一声は「あんたダレ?」
夜のうちに家族が捨て猫を連れ込んだらしい。
よくみれば毛玉だらけのグレーのペルシャ猫。

私、よちよち歩きの頃から動物は好き。「でも飼うのはムリ!!」っと思った。なんたって手探りの開店準備に追われていたんだから… ところが、霊感のある?友人が「この子はきっとアナタを助けるために遣わされたんだ!!」と… で、うちに初めて猫が来た。

名前はbelle(ベル)。「美女と野獣」の主人公の女の子の名前をもらったのだ。ところが美容院でシャンプー、カットしてもらうと、実はきれいなふわふわのオス猫だった!!

しょうがないから男名のベルナールって事にした。

きっとかわいがられていたんだと思う。ひとなつこく、おとなしくて、好物はチョコレート!まるで何年も前から居るみたいにすぐに我が家に溶け込んだ。

次男の卒園、入学と同時に開店、超忙しい日々が始まった。仕事をし、母をし、PTA役員なども引き受けて、私らしい(?)ドタバタの日々が続いた。どうにかこうにか店も軌道に乗り(いや、実際には細かな事が山積して、店を構えるって結構大変です…。次男は中学2年生。真っ黒な野球少年に成長した冬の日、belleが私たちの目の前でパタリと倒れ、動かなくなった。必死に心臓マッサージをして病院に運んだけれどあまりに急な別れだった。

泣きじゃくる息子たちと、骨を拾った。

息子たちにはちゃんと目をかけ、世話してるつもりだったが、ピカピカの一年生の次男にとっては「母は居ても、不在」の状態だったかも…。その寂しさを、その穴を埋めてくれたのはこの小さな命だったんだと感謝した。

belleのあとに我が家に来たviviに、今4匹のベビーが生まれ大騒ぎ!
開店10年、また猫たちに癒されている私たちなのである。

2005/4/16

『サンタクロースのしろいねこ』
(アン・モーティマー絵、徳間書店)…季節はずれですけど(笑)

 

**** うれしいビックリ! ****

らったくんのばんごはん

 

1月半ばのことでした。

ご予約の月刊誌を買いにこられたお客様に「ハイ、どうぞ!」と手渡しながら、何気なく表紙を見るとナントそこに見覚えのある名前が…!!!

「みかちゃん!!」
お客様を前に、所かまわず叫んでしまいました! それは幼稚園からの同級生 坂根美佳。童話を書いているのは知っていましたが本という形になったのね~~~!!!おめでとう!!
自分の事のように うれしい出来事でした。

『らったくんのばんごはん』
(福音館書店 こどものとも年少版 2005/2月号)http://www.fukuinkan.co.jp/

お腹のすいたらったくんが、原っぱに行くと
動物たちが夕焼け空に鼻を向け、くんくん…
においをかいで『ばんごはんあてごっこ』
さっそくらったくんも くんくん…
どこからかおいしいにおいが…
カレー これはくまのこのおうち。
スパゲティーは、うさぎのこ。
おすしのにおい、いなりずしはきつねのこ。
「なんだかこげくさいぞ!おかあさん ピザこがしてる!」
と思ったら、ねずみの兄弟のおうち。
さぁ、らったくんちのごはんはいったいなにかな!?

みかちゃん、みこちゃんと呼び合った子供のころが
なつかしく思い出されました(きゃぁ~~~歳がバレるぅ!!)。

2005/3/28 みゆき