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オーナーのひとりごと|ブックスアンドカフェ ワンダーランド



オーナーのひとりごと...思いつくまま

**** G.W Part2 ****
イリリアの冒険 前回、G.Wに読んだ本の話をしましたが(もう5月も終わりだと言うのに)、紹介し忘れていた3冊を追加しますね。

ベスパー・ホリー物語シリーズ全3巻で、『イリリアの冒険』、『エルドラドの冒険』『フィラデルフィアの冒険』( ロイド・アリグザンダー/作 宮下嶺夫/訳 評論社 )。1994年発行にもかかわらず、今頃になって…

緑色の瞳、マーマレード色の髪をなびかせる16歳のベスパーはみなしごで、後見人の夫婦とホリー屋敷で暮らすことに。彼女は半端じゃないんです。6ヶ国語を操り、乗馬など運動も得意、なにより頭の回転と行動力、正義感が人一倍…いや3倍くらい?

気になったら即実行、地球のどこへでも行っちゃう!
で、極悪人と渡り合うわけ。

表紙が少し古めかしくて(ハーレクイン・ロマンスのようでもある…?)、手に取りにくいのだけど中身は「こんなふうに生きたい!!」と思うようなハンサムガールの冒険物。わくわく・ドキドキの3冊です。

冒険を男の子だけに任せておけないわっ!!ていう高学年~の女子にオススメ!!

http://www.hyoronsha.co.jp/top.htm

(2005/5/28)


**** 終わっちゃいました、G.W ****
西の善き魔女 連休はいかがお過ごしでしたか?
夏のように暑い日もあり、戸外で体を動かしてイイ汗かきましたか?

私は…と言えば二年連続、読書三昧の日々でした。
去年ハマったのが、日本人作家によるファンタジー。

店も連休に入って(そもそも連休にするとは何事か!!と突っ込まないでください…)「何読もうかな?」と、うちの本棚を眺めていたら(もう一軒、本屋ができるくらい本があるんです)『西の善き魔女』(荻原規子、中央公論社)が目に留まりました。

表紙が子どもっぽい少女マンガのようなのが気に入らず、二年ほど積ん読状態だった本です。

実は 大ブレークした『ハリーポッター』を3ページで断念した過去があり、自分はファンタジー苦手だな…って思い込んでいましたから、以前店のお客様から「6年生の娘が『空色勾玉』三部作が大好きで…」と言う話を聞いても、「私にはこれはムリっ!」と敬遠してきた 同じファンタジー作家の作品。…名前だけは引っかかってたんですね。

意を決して読み始めたら、やめられないとまらない!!
『西の…』全8巻イッキ読み、続けざまに『勾玉』シリーズ、さらにたつみや章の『月神』シリーズ…とまさに寝食を忘れて読み耽りました。そのあとも上橋菜穂子作品(守人シリーズなど)と、去年の後半は和製ファンタジーづけの日々でした。
日暮し で今年は、宮部みゆきの『ぼんくら上・下』『日暮らし上・下』(講談社)…(児童文学と関係ないか?)宮部みゆきはやっぱりウマいなぁ!おもしろかったぁ!!けど疲れたぁ…。

そーそー ご存知でしょうが宮部みゆきは児童書も書くんです。『ドリームバスター全3巻』人の夢に入って、中の悪者をやっつけるお話、これもおもしろいですよぉ!(感想はそれだけか…?いや面白いのが一番!!)
みなさんは どんな本がおもしろかったですか?教えてくださいね!

(2005/5/12)


**** 行ってきました!!ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ****

夢の江戸歌舞伎 29日、みどりの日、新緑の奈良に行ってきました。連休初日でしたが、県立美術館の中はもったいないほどひっそりと静かで、ゆっくりと原画を楽しむ事ができました。

ガラスのケースに収まった原画が、二階まで整然と並ぶなか、ひときわ私の目を引いたのが、『夢の江戸歌舞伎』という作品でした。

歌舞伎の前の街のにぎわい、舞台の準備から、楽屋のあわただしさ、花道の見せ場と、それを支える天井の裏方…そして祭りの後のうら悲しさ…を見事に描いた華やかで緻密な絵でした。

恥ずかしながら岩波書店から出ていたのを知らずにいました。
(服部幸雄・文、一ノ関圭・絵、岩波書店)
 
原画は、色彩や大きさ、厚みなども印刷されたものとは微妙に印象が違うし、立体のものもあります。また各コーナーには絵本が置かれ、自由に手にとることもできますから、初めての本に出会えたり…と、原画展の楽しみ方はいろいろ。

初夏のような汗ばむ陽気でしたが、京都より幾分さわやかな風に吹かれ
大好きな東大寺大仏殿まで足を伸ばし、ぜいたくな一日でした。
会期は5/8まで。 

(2005/4/30)


**** 恩人と… ****

ザガズー じんせいってびっくりつづき 何も知らない素人が、絵本の専門店をやりたい…と願っても、本はどこから仕入れるのやら???

「とりあえず問屋さんだな…」と当たってみました。大型書店が各地に出店し、街の本屋が次々と店をたたんでいった時代にわざわざちっぽけな専門店と取引しようとする問屋さんなんてあるわけありませんでした。

どうしたものかと途方にくれていたところに理解を示してくれたのが、中堅の問屋さんのG部長さん。最初はやんわりと「本屋はむずかしいですよ、やめておいたほうがいいですよ…」とおっしゃっていましたが、ムリを承知で応援してくださったのでした。

おかげで開店10周年に漕ぎつけたわけで、本来なら恩人にご挨拶に伺うべきところ逆に先日、奈良から訪ねてくださいました。今は退職なさって悠々自適の毎日、以前からの趣味のバイクのツーリングを今も続けてらして颯爽と現れました。懐かしい話などで楽しい時間が過ぎ、29日に今度は奈良でお会いする事にしてお別れしました。

で昨日、原画展の後で、Wonderlandの一年後に、同じようにG部長にお世話になって開店した『いちいの木』という絵本屋さんに連れて行っていただきました。

ニュータウンの一角に、この三月に新しく構えたというウッドデッキのある、かわいらしいたたずまいのお店がありました。

子どもたちの目線に合わせた低い棚に絵本やヨーロッパの木のおもちゃがたくさん並び思わずゴロンと寝転びたくなる心地いい空間でした。

同じ「専門店」でも それぞれ個性が出るものだぁ…と当たり前のことに感心し、初めてお会いしたオーナーの平尾さんにも元気をもらって帰ってきました。
 
同行したスタッフのMOTOKOさんと、その娘K嬢もそれぞれに満足の、よい休日でした。日頃歩くことをしない私には 筋肉痛のオマケつき(反省)。 

原画展での掘り出し物です!
『ザガズー じんせいってびっくりつづき』
(クェンティン ブレイク ・作、 谷川 俊太郎 ・訳、好学社)  

2005/4/30


**** 新しい出会いをかさねて・・ ****

ミミズくんのにっき 開店から10年、時代の波に乗り損なっていたが、今年になってやっとこさHPを作った。で、こうしてみなさんに見ていただいてるワケです。みなさんがなぜ、どうして、どうやってココを訪ねてくださるのか、一々聞いてみたいのですが…(ぜひメールでお知らせください笑)絵本や児童書の翻訳家であるもりうちすみこさんもなぜだかココヘ来てくださったお客さんの一人だ。
「春にピッタリの新刊出来たよ~!!」ってお知らせをくださったのである。ちょうど入荷を待ってるとこだったので、タイミングの良さにビックリ!

Wonderlandの使命は(たいそうだなぁ…)本を売ることだけじゃないんです。自分が作家や、本に携わる方たちの話を聴くのが大好きなので、「お客さんだってきっとそうに違いない!!」と思い込んで、作り手と読者を繋ぐ架け橋となるべく、ずぅ~っと『おはなし会』を続けてきた。

そのためにはいろいろな出会いの中から得たツテと、遠路はるばる快く来てくださる作家、画家の方々、苦労を厭わず原画を貸し出してくれる出版社さんの協力が不可欠です。(ありがとうございます!!)

私を含め読者は作家がどんな人なのか、本が出来る過程の裏話は?…などを知ることでますます本がおもしろくなるし、作り手は読者の生の感想や反応を知って、次なる作品への意欲を掻き立てられたり(勝手な想像だが…?)。

で、前出のもりうちさんに戻るが、彼女も自分の手がけた作品がその手を離れた後、どんな人たちに渡り、どんな風に楽しんでもらえたのか…知る機会はなかなかないそうだ。もどかしい想いをなさってるのは間違いない!いつかWonderlandに(この狭さゆえの親密さの中で)読者とじかにおしゃべりしにきてほしいものだ。また新たな出会いが待っている。

2005/4/23

『ミミズくんのにっき』
(D・クローニン作、H・ブリス絵、もりうちすみこ訳、朔北社)http://www.sakuhokusha.co.jp/

 


**** ねこ ****

サンタクロースのしろいねこ 開店準備で気ぜわしくしていた1994年11月のある朝。
寝ぼけ眼でリビングに下りて行くとなにやらまぁるい物体が…
私の第一声は「あんたダレ?」
夜のうちに家族が捨て猫を連れ込んだらしい。
よくみれば毛玉だらけのグレーのペルシャ猫。

私、よちよち歩きの頃から動物は好き。「でも飼うのはムリ!!」っと思った。なんたって手探りの開店準備に追われていたんだから… ところが、霊感のある?友人が「この子はきっとアナタを助けるために遣わされたんだ!!」と… で、うちに初めて猫が来た。

名前はbelle(ベル)。「美女と野獣」の主人公の女の子の名前をもらったのだ。ところが美容院でシャンプー、カットしてもらうと、実はきれいなふわふわのオス猫だった!!

しょうがないから男名のベルナールって事にした。

きっとかわいがられていたんだと思う。ひとなつこく、おとなしくて、好物はチョコレート!まるで何年も前から居るみたいにすぐに我が家に溶け込んだ。

次男の卒園、入学と同時に開店、超忙しい日々が始まった。仕事をし、母をし、PTA役員なども引き受けて、私らしい(?)ドタバタの日々が続いた。どうにかこうにか店も軌道に乗り(いや、実際には細かな事が山積して、店を構えるって結構大変です…。次男は中学2年生。真っ黒な野球少年に成長した冬の日、belleが私たちの目の前でパタリと倒れ、動かなくなった。必死に心臓マッサージをして病院に運んだけれどあまりに急な別れだった。

泣きじゃくる息子たちと、骨を拾った。

息子たちにはちゃんと目をかけ、世話してるつもりだったが、ピカピカの一年生の次男にとっては「母は居ても、不在」の状態だったかも…。その寂しさを、その穴を埋めてくれたのはこの小さな命だったんだと感謝した。

belleのあとに我が家に来たviviに、今4匹のベビーが生まれ大騒ぎ!
開店10年、また猫たちに癒されている私たちなのである。

2005/4/16

『サンタクロースのしろいねこ』
(アン・モーティマー絵、徳間書店)…季節はずれですけど(笑)

 


**** うれしいビックリ! ****

らったくんのばんごはん 1月半ばのことでした。

ご予約の月刊誌を買いにこられたお客様に「ハイ、どうぞ!」と手渡しながら、何気なく表紙を見るとナントそこに見覚えのある名前が…!!!

「みかちゃん!!」
お客様を前に、所かまわず叫んでしまいました! それは幼稚園からの同級生 坂根美佳。童話を書いているのは知っていましたが本という形になったのね~~~!!!おめでとう!!
自分の事のように うれしい出来事でした。

『らったくんのばんごはん』
(福音館書店 こどものとも年少版 2005/2月号)http://www.fukuinkan.co.jp/

お腹のすいたらったくんが、原っぱに行くと
動物たちが夕焼け空に鼻を向け、くんくん…
においをかいで『ばんごはんあてごっこ』
さっそくらったくんも くんくん…
どこからかおいしいにおいが…
カレー これはくまのこのおうち。
スパゲティーは、うさぎのこ。
おすしのにおい、いなりずしはきつねのこ。
「なんだかこげくさいぞ!おかあさん ピザこがしてる!」
と思ったら、ねずみの兄弟のおうち。
さぁ、らったくんちのごはんはいったいなにかな!?

みかちゃん、みこちゃんと呼び合った子供のころが
なつかしく思い出されました(きゃぁ~~~歳がバレるぅ!!)。

2005/3/28 みゆき
 


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