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オーナーのひとりごと|ブックスアンドカフェ ワンダーランド



オーナーのひとりごと...思いつくまま

**** その2<WAVE in ○○って、そもそもなに?> ****

 世界中のこどもたちが 『大きな波を起こそう WAVEinおとくに』というのが、このイベントのタイトル。

画家の重鎮・太田大八さんの呼びかけで、絵本で繋がるいろんな立場の人たちが手をつなぎ大きな波を起こそう!と発足した「こどもの本WAVE」という会があります。
事務局は東京。会員は作家・画家・出版社・編集者・図書館員・文庫をやってる方・おとうちゃん、おかあちゃん・絵本屋などさまざま。
今は『おうさまシリーズ』の和歌山静子さんが代表です。

「WAVE」が毎年「子どもゆめ基金」の助成金を申請し、『WAVE in○○』をやりたい人たちが手をあげると、その予算内で検討し、年に4回ほど全国各地で開催されるのです。
それがなぜ、「おとくに」か? (乙訓っていうのは向日市・長岡京市・大山崎町の二市一町をむかしはこうよんでいたらしいのです。)

元はと言えば私の夢が出発点です。
2005年、大阪の戦争の記録を展示する施設「ピースおおさか」で、平和を願って作られた一冊の絵本『世界中のこどもたちが103』の原画展がありました。
それが観たくて、今回の実行委員の一人でもあるE嬢を誘ってわざわざ森ノ宮まで足を運んだんですが、これが予想以上にすごかった!
なんせ一冊の絵本の中に103人もの画家の描いた「こどもと平和」をテーマにした作品が詰ってるんですから!!

Wonderland でもこれまで20人近くの画家さんの原画展をさせてもらってきましたが、一堂にこれだけ集まると壮観でした。
しかも展示会場には絵本に使われなかった作品まで…(実際に画家たちから寄せられた絵は380点にもなったそうです)。
おまけに、ライブで行われた絵本の製作風景のビデオや、画家の顔写真などめったに見られないものだらけ…
「はぁ~この絵はこの人が…?」とか「この人、男性だったの?」とか「えぇっ!?原画はこんなに大きいのに、本の中では…」など発見もたくさん。

なんだか感動して泣けてきて、そんなお互いの姿をみては笑い…で、結果3周ほど回りましたか…(笑)帰るのが惜しくて、閉館時間ギリギリまで粘りました。

そして「この展示、京都でもしたい!!!」とチラリと思ったけれど、すぐにあきらめました。だって、無理! どこで? 誰がするの??


**** その3<このままあきらめるのか・・?> ****

 展示室の模様 そんな想いを胸にくすぶらせたままの2006年早春、木村研さん(「999ひきのおたまじゃくし」村上康成絵/ひさかたチャイルド)との出会いがありました。

何気なくぽろっと口からでた私の夢をひろいあげて、「WAVEでならできるかもしれないよ…」と言ってくれた木村さんの一言。これが私の背中を強く押し、希望の道しるべとなりました。

それから一年、友人たちに声をかけると、ありがたいことに一緒に夢をみてくれる仲間がすぐに集まってくれました。

そして今年4月、WAVEの総会に初めて参加して「WAVE in○○」の一つとして具体化したのです。

が、問題が山積で一時は開催をあきらめるか…とまで思いました。
木村さんの後押しで、なんとかWAVE事務局のご理解をいただき、やっとこさ6月にGOがでました。それからが冒頭の「怒涛の日々」。

「やるなら絶対、戦争と平和を考える終戦記念日近く!とにかく夏休みに子どもたちにみてほしい!」という思いで、To-Doリストもないまま実行委員がアレコレ知恵を絞りました。

講師との交渉、会場の確保、原画の搬送のこと、チラシのデザイン、後援依頼、ボランティア募集、案内送付などなど書ききれないほどたくさんのことに盆休み返上で奔走しました。

「半日くらいで…」と簡単に考えていた原画の展示も、「とんでもなく大変そうだ!!」という美術館勤務の友人の助言で、二日前に搬入、前日の9時から22時まで13時間ぶっ通しの作業で、なんとか完成!

「見て!私たちの原画展!」 感動物です。壮観です。
ずらりと並んだ個性豊かな作品たち。
絵本の順番どおりに、全てが一篇の詩にのって繋がってるんです。

たくさんの人が観に来てくれるといいなぁ…


**** その4<・・で、本番はどうだったの・・?> ****

 打ち上げの模様 そしてようやく初日を迎えました。

盆休み明けの出足は鈍く心配でしたが、見終えたお顔はみな満足気で、メールや電話でお友達を誘う人も…観てもらえればその良さは絶対伝わるんですよね。

さらに、まるで綱渡りのように危なっかしく辿り着いた20日の講演会。
これまた朝から晩まで、5人の講師が入れ替わり立ち代りの欲張りでぜいたくな企画です。

オープニングは、テーマ曲「世界中のこどもたちが」を歌い踊る!!
そしてWAVEの会員であり、『103』の実行委員でもある和歌山さんと浜田桂子さんによる「対談『103』制作秘話」。木村研さんの参加型講演とワークショップ。児童文学界の大御所・今江祥智さんの長年の交友関係からの裏話「夢色交遊録」。いつも楽しい飯野和好さんの股旅物!?長岡京在住の永崎みさとさんのパネルシアターと盛りだくさん!
振り返ってみれば、準備不足でいろいろな不手際があったにもかかわらず、たくさんのボランティアや東京のWAVE事務局の方々の応援で無事時間内に終了。

みんなヘトヘトなのに、夜の交流会では講師の三人も参加してくださって、夜中までもうひと騒ぎ!

23日夜の原画撤収も、みんな「この絵 欲しい!」だの「返したくなぁい!!」と名残を惜しみつつ片付け終え、やれやれ、やっと肩の荷が下りました。


**** その5<さざ波がBigWaveに・・・> ****

 ボランティアで参加したみんな! 京都に暮らして22年、Wonderlandを開店して13年目、これまでお世話になった方々や友人たち…

「出会い」という波紋が広がり、ほんの小さなさざ波が、今年このイベントで大きな波へと集結し、そしてまたあらたな波をいろんな所へ起こしていくだろうことを確信しました。

参加者のみなさんはもちろん、ボランティアのみんなが笑顔で、楽しそうに動き回ってくれてた姿が印象的でした。

平日開催のために講演に来られなかった方たちにはごめんなさい! 

いろんな形で関わってくれた全ての人に感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。

2007/9/9 (SUN)


** P.S.<充実した日々、燃え尽きました!もう当分はおとなしく…> **

もりの いのち

…とはならないのが、私らしい…?

もう来年の企画案が浮上しています。

北海道在住の写真家・小寺卓矢さんが長野ヒデ子さんの紹介でWAVEの講演会当日、会場に来てくださったんです。
『森のいのち』(アリス館)の作者です。
偶然ってあるんです、この本は私好みで印象的だったので、
今年の「Wonderlandのおススメ」として目立つ所に置いていました。
その彼が目の前に…!

というわけで、もしかすると写真展ができるかも…
正式に決まればまたお知らせしますね。お楽しみに!!



**** 沖縄の風に吹かれて・・ ****

すみれ島 6月末、およそ20年振りに沖縄に飛んだ。
8月までの2年間だけ沖縄に駐在している、アメリカ領事館勤務の友人を訪ねて、駆け込みの一人旅。

本土より一足先に梅雨明けした沖縄は快晴。
真夏の日差しだ。
なつかしい、沖縄独特の潮の匂いと蒸し暑さ。
でも渡っていく風が心地いい…
 
この旅の目的は、その友人と会うこと、一緒にダイビングをすること。
でも、忘れちゃならないのが慰霊。
6月23日は、太平洋戦争で沖縄が焦土と化した祈念の「沖縄慰霊の日」。
きれいに整備された平和祈念公園の、各県の慰霊塔を奥まで進むと、黎明の塔のある断崖に着く。

トップページの写真はこの断崖からの眺めだ。
62年前の同じ季節に、この美しい海に向かい、たくさんの人が身を投げた。
なんて痛ましいことだろう。
アメリカ人の友人は、大変な勉強家で私よりずぅっと詳しいから、沖縄戦や原爆や…いろんな話をしながら歩いた。
人として戦争はいやだよね、戦争が無くなればいいのにね…
戦勝国と敗戦国との違いはあれど、想いはおなじ。

碧くきらめく海を眺めていると、あらためて平和のありがたさ、大切さが胸に迫る。沖縄に遊びに行く人たちには、きれい!楽しい!だけじゃない沖縄を感じてきて欲しいな。

『すみれ島』(偕成社)今西 祐行 / 松永 禎郎
 
で、ダイビングはどうだったかって?
それは内緒!!って、いえいえ、いつかそのうち聞いてください(笑)!

2007/7/3


**** A Happy New Year! 2007 ****

しっかりはしれば あけましておめでとうございます!!

暖冬で、穏やかなお正月でした。
みなさま、いかがお過ごしですか?

過ごしやすいのはありがたいですが、地球温暖化を考えると喜んでばかりもいられませんね。
50年もすると海抜が1Mもあがるとか…?うそか誠かわかりませんが、とんでもない勢いで地球がおかしくなっているのはホントでしょう…
私がその頃まで生きてるとは思わないけど、息子たちが直面するはずの恐怖です。
京都議定書の地元京都に生きる私たちはもちろん、最強のはずのアメリカや高度成長期の中国や、森林伐採の続く南米諸国…今を生きる地球上の全ての人の最重要課題なんじゃないのかな…。

なんて、年明け早々 エラいむずかしいことを考えてしまったけれど、私のお正月はとてもHappyで充実してました。
それぞれに 仕事やバイトやデート…といそがしいはずの息子たちや甥っ子、姪っ子が珍しく全員顔を揃えた実家での元日、いわゆるスーパー銭湯にいきました。
昼過ぎの比較的空いてる時間に行ったので、岩盤浴の初体験もできて、約2時間のんびりとリラックス。
まさに命の洗濯をしました。

一年の計は元旦にあり…元日をどう過ごすかでその一年がどんな一年が決まるとか…だから元日にゆったり穏やかに過ごすために、先人は暮れに大掃除、おせちの用意をしたのですって…
元日早々泣いてたらその一年も悲しいし、バタバタしてたらそんな一年、楽しく笑って過ごせばその一年は…?(笑)

更にオマケ付き、以前お話した100歳の祖母の見舞い、お墓参り、長男の下宿の掃除…気になりながらも、なかなかできないでいたアレコレを一挙に済ます事ができてかなりHappy!!

みなさんにもいい年でありますよう… 
今年もどうぞよろしくお願いします。

2007/1/6

『しっかりはしれば』五味太郎・クレヨンハウス




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